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こんにちは、木村です。遂に1時間後、日本へ発ちます。そしてこれがスイスでのスカウト活動の最後の記事になります。彼らとの活動を振り返ると、本当に驚かされっぱなしでした。今彼らとの活動を振り返って思うこと、そういうことは記事の後半に書きます。
14 木曜日 7月 2016
17 火曜日 5月 2016
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はい!
お久しぶりです。キムラナオト副長補です。
気づけば帰国まであと二ヶ月を切っておりました。帰国したら何を食べようか、何をしようか、何を食べようか、どこに何を食べにいくかなど、ぼけーーーっと考えながら過ごしております。んなことより試験勉強をしなきゃいけないんですけどね、、(滝汗)
さて、昨日セヌマミライ副長が日本での新人歓迎キャンプの様子を記してくれました。
その間、こちらではPfiLA(Pfingstlager)というものが行われておりました。キリスト教の聖霊降臨の日(Pfingsten)に行うキャンプ(Lager)、略してPfiLaです。夏キャンプはSommerlagerでSoLaです。実はスイスに来てから初めてのキャンプでした。ジャンボリー以来のキャンプです。半年以上一切キャンプをしなかったなんて何年振りでしょうか。。。そのおかげでずっとキャンプシックでした。今回はそんなスイス流スカウトキャンプの記事です!! 続きを読む
04 月曜日 4月 2016
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《注意》今回の記事はとんでもなく長いです。飽きたら下まですっ飛ばして考察を読んでください。
Gruezi mitenand!
今日は謎に包まれていたスイスの進級制度を徹底解剖しちゃいます!
スイスのPfadiにはEtappen Systemという進級制度が存在します。
段階は4段階。上から1、2、3。最初は欠けていたトゲトゲが第三段階になると完成するという感じです。新入りはバッジすらもらえないという感じです。
日本のは5段階ですねぇ。日本ではこれに加えてターゲットバッジやマスターバッジの制度があります。スイスにも一応そういう進級以外のバッジが幾つかありますが、そもそも数が少ないし、重要視されていません。
さて、木になるのはetappenバッジをゲットするための項目です。この木なんの木気になる木〜♪
えーっと、、ぱっと見で思うのは、非常に細かく項目が定められているということですね。
結構どうでもいいことも書いてあります。
せっかくなので原文と照らし合わしながら大雑把に訳していきます。キッチリはやりませんよ、めんどくさいので。大雑把な訳文は原文につづいて、そして個人的なツッコミは赤で記します。
今回はただひたすら訳すだけなので長くなっちゃいますが、一番下に考察も記したいと思います。
なので細かい項目の部分は飽きたらすっ飛ばしてください。
念のため引用もと→ Pfadi.ch
一応スイス連盟のホームページから引用したので、ある程度の信憑性があります笑
15 火曜日 3月 2016
14 月曜日 3月 2016
28 日曜日 2月 2016
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新学期が始まり一気に生活が充実したものの、早速課題に追われて泣きそうになってる木村です。
本当は今すぐに課題をやらなきゃいけないのですが、なるべく早くここに書きたいことがあるため、やむをえず(?)パソコンを開きました。
さて、今日は彼らにとっての定例会のようなもの(Übung)に参加しました。
あいかわず方言がわからずほぼ見ているだけでしたが、学ぶことは予想外に多かったです。
毎度のごとく今回のÜbungにもストーリーがあります。
スカウト達の前に、二人のモンスターハンターと猟犬が現れた。彼らによると森でビッグフット(UMAの類のアレです)が目撃されたらしい。さぁ、森の平和を保つため、ビッグフットを捕まえにいこう!→実はビッグフットはいい奴で、悪いモンスターハンターにスカウトが利用されていただけでした。モンスターハンターに仕返しをしよう!
円陣組んだら活動開始です。とりあえず森へと向かいます。
このオレンジの2人がモンスターハンターです。スカウト達にBigfootを捕まえるにはどうしたらいいかを説明しています。Bigfootを捕らえるためにはトレーニングが必要だ!という流れでスキルアップトレーニングが始まります。
さぁ、まずは班分けです。靴のサイズの大きさ順でスカウトを一列に並べ、123123と番号を振って班分けします。やっぱ明確な班制度は存在しないようですねぇ。
3班に別れたら早速トレーニング開始です。
-トレーニング其の壱-
こちらはErste Hilfe、救急法でございます。意識不明な人がいたらどうしよう!など。
-トレーニング其の弐-
Seiltechnik、こちらはロープワークですね。これでBigfootを捕まえようってことですね。
-トレーニング其の参-
Spurenlesen、いわゆる追跡記号です。こちらは猟犬がレクチャーしてくれています。犬には見えないようなすごい見た目ですが、犬です。
トレーニング終了後はちょっと休憩。
おいおい、そんな組み方だと火つけるの大変だろ…
まぁ案の定火はなかなか安定せず新聞紙を大量消費していましたが、ここは暖かい目で見守っておきました。みんなでソーセージとか焼いて食べて休憩。さぁその後はちょっとスポーツして体を動かしてBigfootの捕獲に備えます。
説明しづらいんですが、しっぽ取り+ボール鬼みたいなゲームでした。
さぁ、準備万端!ってタイミングでBigfootが現れ、みんなで捕獲。真ん中の大男がBigfoot。
うーん、、さっきのトレーニングで学んだスキルは一切使っていないような…
ま、いいんです。んで、実はBigfootがいい奴でモンスターハンターが悪い奴だったと発覚し、モンスターハンターは一目散に逃げていくと、そういうオチでした。めでたし。
今回書きたかったのは別に集会の時系列じゃないんです。なのでここからが本題です。お待たせしました。
正直今までスイスのスカウティングに関してあまりいい印象を持っていなかったのですが、今回の集会でイメージがガラっと変わりました。とりあえず箇条書きで感じたこと等をまとめます。
・リーダーと劇中の人物の区別が意外としっかりしていた
そこそこのプロ根性を持ち合わせているようです。ちょっぴり感動しました。完全になめてました。
コスプレの種類も劇団並みですね。
ちなみに:以前リーダーを分析した際に「隊長と副長の差がほとんど無い」と記しましたが、これも活動に大きな影響を与えています。いい意味でリーダーの負担が分散されています。なので隊長に負担がかかりすぎることがありません。毎回の集会に必ず隊長がいなければならない、なんてこともありません。誰かしらリーダーがいればそれでokなのです。
・この団が特殊な活動をしているわけではない。
活動の途中で他の隊と数回すれ違いました。様子を見る限りこの団だけが特殊な活動をしているというわけではなさそうです。結構気になっていた問題だったので解決してよかったです。少なくともBaselでは他の隊も同じような活動をしているようです。
・普通に休日にみんなで遊んでいるような感覚
なんだか彼らを見ていると、スカウトだけどスカウトじゃないような特殊な感覚に襲われます。雰囲気的には週末にみんなで森で遊んでいるというような感じ。ボーイスカウトはおまけ、というような印象すら受けます。だから人が集まりやすいんですかね?所属しているPfadi Angensteinにはなんと100人以上が所属しています。日本でいうSランクの団ですね。
まぁ遊びの面が強すぎてスキルはあまり身についていない印象が強いのですが、これもこれでアリなのかもしれないと感じました。
・念入りな準備
毎回の集会が結構緻密に計画されています。ストーリー、時間配分等を記した計画書を毎回作成しているのです。と、ここまでは既に知っておりました。今回驚いたのは夏キャンプの計画書です。集会後に特別に夏キャンプの資料を見せてもらったのですが資料の分厚いこと。ほんとに驚きました。
なんだこれ卒業論文かよ!!
ってくらい分厚いです。100ページ以上がザラ。2週間のキャンプだからっていうのも理由の一つですが、そうだとしてもかなりのページ数です。プログラム、備品、安全対策など多岐にわたる情報が詳しくまとめられていました。
・莫大な補助金が出ている
なぜ彼らの計画書がこのようなページ数になっているのか。その理由が補助金です。詳しいことは私のドイツ語力不足であまり理解できてませんが、ボーイスカウト活動は国および州の支援を受けています。軍に関連した教育内容だから、とかなんだか。しかも支援金額がハンパない。
夏キャンプごとに補助金が出ているようですが、参加する子供一人につき一泊約6000円が支援されるそうです。すげぇ!!
でもこの6000円、なんと一日の食費だけでなくなってしまうそうです。さすが物価のおかしい国、スイス。
・夏キャンプの規模がハンパない
3年に一度(?)、夏に地区キャンプを行うそうです。その規模がハンパない。ちょっとしたジャンボリーみたいな感じです。参加者は1000人規模。こりゃ統制するリーダーも大変だ…
普段の夏キャンプでもスイスから出てオランダに行ったり、なんてこともあるそうです。
計画書が分厚くなるのも納得。
・スカウトの数は減少傾向
とはいえそんなスイスでのスカウティングでさえ収束の傾向にあるようです。それでも日本と比べればだいぶマシなのではないか、とは思います。
とはいえ、一つ個人的におもしろいと感じでいるのが、ドイツでのスカウト人口です。
ドイツではむしろ増加傾向にあると聞きました。さぁ、ドイツのスカウティングが気になっちゃいますね!
ということでドイツの友人に今度活動を見学させてくれないかとお願いしているところでございます。せっかくヨーロッパにいるのだからスイス以外も見ないと損ですからね。
さて、だいぶ雑になってしまいましたが今日はここまでで。
実は彼らの夏キャンプの計画書を数年分手に入れたので、今度時間があるときにまた詳しく分析したいと思っています。
課題は眠いので明日朝起きてからやります(死亡フラグ)
19 金曜日 2月 2016
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ついにあと3日で新学期が始まるということでワクワクしながらもやっぱり怯えています、木村です。
今回の記事は1月に参加したスキーです。
とはいえ、これはリーダーだけのイベント。スカウト年代は一切参加しておりません。
リーダーだけの参加とはいえ、ある程度興味深い活動ができたのでここに記したいと思います。
今回向かったのはAdelboden Lenkという場所で、現在私の住んで居るバーゼルからは電車で3時間半ほど。スイスの鉄道会社にはスペシャルチケットがありまして、往復+スキー場のリフト代で140フランくらい(現在15,000円くらい)でした。まぁまぁお得、スイスにしては。とはいえそれに加えてスキー板等のレンタル代がかかるわけですが…
さて、スキー自体の報告はあんまり意味がないので手短に。
憧れのアルプスでのスキー!って感じでワクワクしてましたが、天気があいにく最悪でして、
アルプスで滑ってる感じはありませんでした。
普通アルプスといえばこういうイメージですが(上写真:ピラテュス山)、残念ながら
こんな感じでした。猛吹雪つらかった!
それともう一つ辛かったのが、スイス人みんなスキーめちゃくちゃうまいことですね。
別にぼく初心者ってわけではありませんが、ふつーにみんなに迷惑をかけるレベルで置いていかれることがしばしば。ついていくだけでヘトヘト。
さぁ、ここからは本題。スイスのリーダー達に対する分析、評価です。
ローバー年代以上になると基本的にはリーダーとして活動しているようです。ローバーとしての活動は稀。隊のリーダーが全員ローバー年代ってすごくないですか。26以下、下は18。
それ以上の年代は完全に裏方という感じです。
実際にボーイ隊年代で今は隊長のような立ち位置で活動しているServal という青年は私と同い年です。
つまり19歳。
信じられない。19歳で隊長の代わりなんてとても私には無理だ。
上で隊長なんて無理だ、といいましたが、スイスのスカウティングではそもそも隊長副長の間に差異があまりないようです。一応なんとなく名義上あいつが隊長、みたいなのはあるようですが、「リーダー」という肩書きでみんなまとまっています。
というかはっきり言えば、リーダー達もスカウトと一緒に楽しんでいるため、いい意味でも悪い意味でもスカウトの延長線上にリーダーという立ち位置があります。つまり、あまりにも立ち位置が近いため尊敬の感情のようなものは生まれにくいように思われます。スカウト達はリーダーを「指導者」というよりも「頼り甲斐のあるお兄さん」くらいで捉えているように思います。あくまで第三者の視点ではありますが。
さて、項目1でとにかく若いと記しましたが、若いうちに指導者になるということは諸刃の剣であるように思います。若ければ若いほどいい、というようなことは決してありえません。
今回参加したスキーイベントはリーダーだけのイベントのため、彼らのありのままの姿を見ることができました。正直言って、モラルの観点からは彼らをポジティブに評価することは難しいです。もちろんこれは人によりますし、そもそも文化が違うことも要因の一つですが、彼らをよき「指導者」として捉えるのは難しいです。
例えば電車内で周りを気にせずスピーカーで音楽を流します。それも結構な音量で。スイスやドイツでもこのような光景はたまに見かけますが、やはり少数派です。周りの人々は寛容なので基本的には何も言いませんが、決して良くは思っていないでしょう。
スキー滞在中にリーダー同士でちょっとしたケンカが起きてたりもしました。しかもかなりくだらない内容で。
とはいえそんな彼らも一応指導者研修は受けているようです。実態はよくわかりませんが…
これは言うまでもなく西洋の文化ですね、週末はとことん休む。
日曜日に空いてる店なんてほとんどありませんし、土曜日も大概早く閉店します。
日本人は働きすぎなんですよ、リーダーにも時間が足りなかったりするわけです。
それと比べるとスイスのリーダーにはいうまでもなく時間の余裕があります。
これはいいことですね。スイスのリーダーが特別仲が良いという評価はできませんが。
リーダーを語る上で欠かせないのは、普段表からは見えないような準備の活動だったりしますが、それに関してはまだあまりわかっていません。今後わかったら記します。
とはいえ日本より質は劣るかなと、勝手に予測しています。
留学生活も残り半年切ってます。早すぎ。はやく日本に帰ってうまいラーメン食いたいですね。
てかキャンプがしたいですね。ではまた。
08 月曜日 2月 2016
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さて今回の記事は11月に参加した活動です。所謂定例会”Iebig(Übung)”に参加しました。
スカウト達がこんな感じで続々と集まってきます。活動拠点付近にこのような森があるのは羨ましい限りですね。
全員集合すると、毎度のごとく円陣を組みます。
こちらは円陣を組む直前の画像です。
さて、円陣を組んだらいよいよ活動開始です!以前説明した通り、Übungには毎回ストーリーがあります。ストーリーが活動の目的、テーマとマッチしているんですね。今回のテーマは”Erste Hilfe”(救急法)でした。そしてストーリーは”マフイアの残党が現れた!”というもの笑。
どうやら彼らは去年の夏にマフィアをテーマにキャンプをしたようでして、そのマフィアの残党が現れたという設定だそうです。
この集会で初めてぼくもリーダーとしての役割(?) を授かりました。
なんと「マフィアにぶん殴られて気絶する役」(笑)
気絶するだけならスイス方言喋れなくても問題ないということでしてw
さぁ、円陣を組んだらまもなくマフィアが現れいきなりぼくに襲いかかります。抵抗も虚しく倒れるぼく。殴られた衝撃で気を失ってしまいます。
マフィア引き続きほかのリーダーを襲います。とあるリーダーは腕を骨折してしまったり。
そして散々暴れた後、マフィアはその場を立ち去ります。一体何がしたかったのだろうか。
そして気絶しているぼくをスカウト達が助けにきます。
この辺の写真はありません、何しろぼくは気絶していたので。
ハンドブックを見ながら気絶しているぼくを安全な体勢へと誘導します。
こんな体勢。
そんでもってリーダーがいろいろと説明して、スカウトが「はぁーなるほど」と感心するような調子です。
その間ぼくは動けない!
気絶してることになってますからね!!
なんですけどこの体勢、意外と疲れるんです。体が痛くなる。
ということで一通りのデモンストレーションが終わった後はもうへとへとでした。
でも興味深かったのは、結構一般常識的なことも教えるんだなということです。
たとえば警察の電話番号は何番?みたいなことも教えてました。んなもん一般常識でみんな知ってるだろ、と思ったりもしたのですが。
まぁいいです。
無事に意識を取り戻したぼくはスカウト達と共にマフィアの潜む森へと入っていきます。
いいですねぇ、こんな広々とした場所が身近にあるなんて。
その後ちょっとしたゲームをしました。
ストーリーと何が関係あるのかはよくわかりませんでしたが笑
日本でいう「増やし鬼」みたいなゲーム。
ゲームで体を動かした後は休憩です。Übungの中でもスカウト達が最も楽しみにしているのがこの休憩の時間でしょう。各自が好きなもの(ソーセージとか)を持ち寄り、火を起こして焼きます。
広場にカマドが取り付けられている上、しっかりとした薪も保管されているので火おこしなんて楽勝です。こんなんで火おこしの技術は身につくのでしょうか。
しばらくのんびりしていると、「ついにマフィアを見つけた!」という情報が入ります。
ということでみんなでマフィアを追いかけるわけです。
こちらがそのマフィア。こいつにぼくは殴られて気を失いました。慰謝料を請求したいくらいです。
みんなでマフィアを押さえつけます。
「やったー!」と、喜んでいると警察がやってきてマフィアを連行していきます。
警察「ありがとうみんな!助かったよ!」
こんな調子で集会は終了です。
やっぱり日本のボーイ部門の集会とは雰囲気が違いますね。
どっちがいいとは言いませんが、一つ言えることは、スイスのボーイ部門は日本でいうカブ部門みたいな活動をしているという印象が強いです。もちろんキャンプしたりハイキングしたり色々やってはいるみたいですが、雰囲気的にはカブです。部門ごとの年齢の対応は日本と一緒なんですけどね、不思議です。
てなわけで今日はこのへんで。
Tschüss!
08 月曜日 2月 2016
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木村です。半年ほど前に「スイスでの活動記録は別ブログで」、なんて紹介しましたが、結局その別ブログを全く更新していない状態なのでこちらにまとめたいと思います。その方が見やすいですし。
とりあえず今回は、以前あちらのブログに掲載したものをを転載(?)という形でここに記したいと思います。いずれにしても以下の記事は留学初期(9月)に記したものでして、今ではこの記事の内容とは大分違う印象を抱いていたりします。進級制度等も仕組みが明らかになりました。それについてはまた次回ここに記したいと思います。
記事一つ目。
まずは最初のスカウト活動の記事です。もうあれから約半年が経過したと考えると早いものです。
滞在3日目の昨日は前から連絡を取り合っていたPfadi Angensteinの活動に参加してきました。
スイスやドイツではボーイスカウトのことを
Pfadfinder(直訳では「小道を見つける人」)
と呼びます。
13時くらいにTram(路面電車)の11番線終点、Aeschで待ち合わせということで、
現地に着いてみるとWoelfi(カブ)たちがお菓子を販売してました。
まぁそんなこんなで待ち合わせ相手のOdieと会ってとりあえず活動準備。
こんな計画書が配られました。
毎回詳しく計画を立てているようです。
ちなみに今日の活動はUebungと呼ばれる通常の隊集会みたいなものでした。
今回はハイキングです。
ここで驚きポイントその①
一回一回の隊集会にストーリーがある!
今回はロビンフッドが襲われて弓が壊れて、兄弟のテゥックが誘拐されてしまった!
というストーリー。
とりあえず弓を作らなければなさない、ということで弓を作りにハイキングを開始。
チェックポイントにつくと、劇が始まります。
ちゃんと仮装してます笑 彼らにとってはこんな感じの集会がふつうなんだとか。 劇は全部でスイスドイツ語なんで詳しいストーリーはわけわかめでしたが、
ゲームが始まりました。「Ritter auf, Ritter ab」というやつです。
バディーでおこなうゲームです。Ritter(騎士)とPferde(馬)に分かれます。 Ritter Auf!と言われたら騎士が馬に乗り、Ritter Ab! で降りる。
Aufだけのときは動いちゃいけいない。日本にも同じようなのあった気がします。
それでゲーム最後にRitter Herum!と言われたらRitterは円を1周して戻ってきて、
そのまま円の中央にあるネッカーを奪いにいきます。
ネッカーはバディーの数から1引いた分だけ用意されているため、毎回バディーがひとつ脱落します。
俺もちょっとだけ参加させてもらいました笑
その後は彼らの自作のゲーム「Betrunkenenstaffettenzahlenrugby」をしました。 なげぇ!笑
グルグルバットのあとにネッカーを奪いあうっていうイメージです。
その後はドリームキャッター作りです。 よくわかりませんが、ロビンフッドが悪夢にうなされてるとか。
その後に弓を作って、誰が一番遠くまで飛ばせるか競ってみたりしました。
ありがとうみんな、超楽しかった。 |
続いて記事二つ目。こちらは後日談のようなもの。こちらも9月に書いた記事ですね。
相変わらず滞在許可申請が下りてなかったりもらえるはずだった奨学金の認可が危うくなるなど
まだまだ大変なことだらけな私ですが、 とりあえずこの前の続きを書きます笑前回は活動記録だけになちゃったんで、今回は考察を含めて、 現時点でスイスでのスカウト文化についてわかっていることをまとめたいと思います。 主にボーイ年代に対する考察ということはご承知おきください。 1.活動前後に必ず三指で握手して挨拶 2.活動前後に円陣を組む 3.Pfadiname(プファディーナーメ)の存在 4.集会には毎回ストーリーがあって、劇中の仮装も本格的 これを見ただけで衣装の多さにびっくり。俺の所属団、昭島1団を遥かに上まる量だ、悔しい。 ただ、毎回の集会にストーリーがあるという点に感じたことも多々あり、 ストーリーは基本的には童話だとか歴史とかになぞらえて自作するとのことで、 まだ一度しか集会に出ていないので実態はよくわからないが、 ただし、何れにしてもカブ部門には応用ができるかもしれない。 5.ネッカーのことをKrawatte(クラヴァッテ)と呼ぶ …そんだけです笑 6.ハンドブックはこんな感じ これ、本自体も薄いし、内容も薄いように感じました。 《スイス》 《日本》 《イギリス》 《アメリカ》 《ドイツ》 日本のおきてはアメリカのと酷似してますね。 いずれにせよ、おきては根幹が一緒でも国によって多少の差異が認められます。 とりあえず現状での考察はこれくらいです。 |