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さて今回の記事は11月に参加した活動です。所謂定例会”Iebig(Übung)”に参加しました。
スカウト達がこんな感じで続々と集まってきます。活動拠点付近にこのような森があるのは羨ましい限りですね。
全員集合すると、毎度のごとく円陣を組みます。
こちらは円陣を組む直前の画像です。
さて、円陣を組んだらいよいよ活動開始です!以前説明した通り、Übungには毎回ストーリーがあります。ストーリーが活動の目的、テーマとマッチしているんですね。今回のテーマは”Erste Hilfe”(救急法)でした。そしてストーリーは”マフイアの残党が現れた!”というもの笑。
どうやら彼らは去年の夏にマフィアをテーマにキャンプをしたようでして、そのマフィアの残党が現れたという設定だそうです。
この集会で初めてぼくもリーダーとしての役割(?) を授かりました。
なんと「マフィアにぶん殴られて気絶する役」(笑)
気絶するだけならスイス方言喋れなくても問題ないということでしてw
さぁ、円陣を組んだらまもなくマフィアが現れいきなりぼくに襲いかかります。抵抗も虚しく倒れるぼく。殴られた衝撃で気を失ってしまいます。
マフィア引き続きほかのリーダーを襲います。とあるリーダーは腕を骨折してしまったり。
そして散々暴れた後、マフィアはその場を立ち去ります。一体何がしたかったのだろうか。
そして気絶しているぼくをスカウト達が助けにきます。
この辺の写真はありません、何しろぼくは気絶していたので。
ハンドブックを見ながら気絶しているぼくを安全な体勢へと誘導します。
こんな体勢。
そんでもってリーダーがいろいろと説明して、スカウトが「はぁーなるほど」と感心するような調子です。
その間ぼくは動けない!
気絶してることになってますからね!!
なんですけどこの体勢、意外と疲れるんです。体が痛くなる。
ということで一通りのデモンストレーションが終わった後はもうへとへとでした。
でも興味深かったのは、結構一般常識的なことも教えるんだなということです。
たとえば警察の電話番号は何番?みたいなことも教えてました。んなもん一般常識でみんな知ってるだろ、と思ったりもしたのですが。
まぁいいです。
無事に意識を取り戻したぼくはスカウト達と共にマフィアの潜む森へと入っていきます。
いいですねぇ、こんな広々とした場所が身近にあるなんて。
その後ちょっとしたゲームをしました。
ストーリーと何が関係あるのかはよくわかりませんでしたが笑
日本でいう「増やし鬼」みたいなゲーム。
ゲームで体を動かした後は休憩です。Übungの中でもスカウト達が最も楽しみにしているのがこの休憩の時間でしょう。各自が好きなもの(ソーセージとか)を持ち寄り、火を起こして焼きます。
広場にカマドが取り付けられている上、しっかりとした薪も保管されているので火おこしなんて楽勝です。こんなんで火おこしの技術は身につくのでしょうか。
しばらくのんびりしていると、「ついにマフィアを見つけた!」という情報が入ります。
ということでみんなでマフィアを追いかけるわけです。
こちらがそのマフィア。こいつにぼくは殴られて気を失いました。慰謝料を請求したいくらいです。
みんなでマフィアを押さえつけます。
「やったー!」と、喜んでいると警察がやってきてマフィアを連行していきます。
警察「ありがとうみんな!助かったよ!」
こんな調子で集会は終了です。
やっぱり日本のボーイ部門の集会とは雰囲気が違いますね。
どっちがいいとは言いませんが、一つ言えることは、スイスのボーイ部門は日本でいうカブ部門みたいな活動をしているという印象が強いです。もちろんキャンプしたりハイキングしたり色々やってはいるみたいですが、雰囲気的にはカブです。部門ごとの年齢の対応は日本と一緒なんですけどね、不思議です。
てなわけで今日はこのへんで。
Tschüss!