ボーイスカウト運動では、年齢に応じて所属する部門が異なります。

部門は全部で5つ。それぞれの年齢にあった活動が行われています。


 

ビーバー部門(BVS)

小学校1年生、2年生はビーバーとして活動をします。

仲間と仲良く野外で遊び、集団の中で過ごし方を学びます。

自然に親しみながら表現力、社会性などを身につけることができます。

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小学校3年、4年、5年生はカブスカウトです。
一言でカブスカウトと言っても、小学校3年生は「うさぎ」、4年生は「しか」、5年生は「くま」というように年齢に応じて細分化されており、くまスカウトがうさぎとしかのスカウトの面倒を見る構図があります。
さらに、カブ隊は少人数の”組”に分割され、その組という枠組みの中で活動します。
組には組長と次長が存在し、彼らが組の中でリーダーシップを発揮します。
また、カブ年代からはチャレンジ章と進級章(ステップ章)というものに挑戦できるようになります。
チャレンジ章は全部で40種類、進級章はうさぎ、しか、くまのそれぞれに存在しています。
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 小学校6年生〜中学校3年生はボーイ部門で活動します。
カブ部門と比べ、ボーイ部門では班制度、進級制度、野外活動の全てが高度なものになります。
1.班制度 カブ部門と同じようにボーイ部門にも班制度は存在していますが、ボーイ部門になると班と班員の役割の重要性が増します。例えば班長、次長のほかに食事当番や安全係のような役職が設けられ、班員それぞれに役割が与えられます。
2.進級制度 進級章は5段階存在しています。入隊仕立ての見習いに与えられる「ボーイスカウト章」から始まり、「初級」、「2級」、「1級」、「菊章」の順でステップアップしていきます。
また、52種類のターゲットバッジの取得にあたり、様々な分野の活動に挑戦することができます。
3.野外活動 ボーイ部門になるとキャンプに参加することが可能になります。カブ部門までは一人前だとみなされず、舎営しかできないのです。
スカウト達はキャンプやハイキング、パイオニアリングなどの活動を通じて野外生活でのスキルはもちろん、社会性や創造力など、様々な力を身につけることができます。
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高校1年生〜17歳はベンチャーとして活動します。
ベンチャー年代になると、かなりの自発性、責任感が求められるようになります。
ボーイ年代まではリーダーが活動の手引きをしてくれますが、ベンチャーになると基本的には自分で企画、計画、実施、評価反省、報告まで全て行わなければなりません。この1サイクルをプロジェクトと呼んでおり、ベンチャー年代は自発的に様々なプロジェクトを行っていきます。一見すると面倒なシステムかもしれませんが、逆に言えばその分活動の幅は大きく広がります。
なお、ベンチャー部門にも進級制度が存在しています。ベンチャー章、隼章、富士章の3つが存在しており、スカウトは活動を通じて自己研鑽をしながらこれらの章の取得を目指していきます。
また、特定の分野に絞られた技能章という章も存在しています。
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18歳〜25歳はローバースカウトとして活動することができます。
ローバー年代では「自己研鑽」を目的として活動します。活動を通して、自身の精神・肉体を磨き、今度の社会生活で活躍できる地盤を築きます。
このような背景もあり、ローバー部門には特に進級制度は存在しておりません。
個々人が自らの意思で、自身の進む道を切り開いていくのです。
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